根室北部消防事務組合では、令和5 年4 月20 日（木）から4 月30 日（日）までの11 日間にかけて春の火災予防運動を実施します。

　春の火災予防運動は、火災が発生しやすい時季を迎えるに当たり、火災予防意識の一層の普及を図ることで、火災の発生を防止し、高齢者等を中心とする死者の発生を減少させるとともに、財産の損失を防ぐことを目的として、毎年この時期に実施しています。
　根室北部管内（中標津町、標津町、別海町、羅臼町）では、令和５年１月から現在に至るまでに（令和5年4月18日）、13件の火災が発生し、死傷者も発生している状況です。
　春は空気の乾燥が続くうえに、1年の中でも特に風が強い季節になります。着火しやすくなる環境と、燃え広がりの原因となる強風という条件が重なり、全国的に火災が多く発生する時期になりますので、火気の取り扱いには十分に注意してください。

　全国統一防火標語とは、家庭や職場・地域における防火意識の高揚を図ることを目的として、消防庁と一般社団法人日本損害保険協会が共催で防火標語を決定し公開しているものです。

（2022 年度全国統一防火標語）
「お出かけは マスク⼾締り 火の用心」

　危険物安全週間は、平成２年消防庁により制定され、以来毎年６月の第２週（日曜日から土曜日までの１週間）に各種事業が実施されています。

　石油類をはじめとする危険物は、事業所等において幅広く利用され、国民生活に深く浸透し、その安全確保の重要性は益々増大しています。
　このため、事業所における自主保安体制の確立を呼びかけるとともに、広く国民の危険物に対する意識の高揚と啓発を図ることとしたものです。

　危険物安全週間の行事を推進するため、（一財）全国危険物安全協会が危険物の災害の防止と危険物の貯蔵、取扱いの安全を呼びかける標語を募集したもので、 最優秀作はポスター他、各種広報活動に使用されています。